夏の爽やか映画。26分のショートムービー『点』を鑑賞。

2022年11月1日本・映画・ドラマレビュー,雑記

興奮の世界陸上が終わってしまった。

次はもう、自分自身を走らせるしかない。

ーさて、陸上の代わりに何を観ようかな。

アマゾンプライムで、たまたま見た26分のショートムービー『点』が意外に良かった。

 

都会で忙しく生きる女性(中村ゆりさん)が1週間ほど実家で休息することにした夏のある日。

明日は友達の結婚式。

スマホには妻子ある男の人からのメッセージ。

どことなく沈んだ表情で自転車に乗って向かった先は、レトロな床屋さん。

 

そこに登場する、驚きと戸惑いの表情を浮かべた男性は、14年ぶりに会う、元カレ(山田孝之さん)。

表札に3人家族の名前があることから、今の彼の状況を察する。

今日は、うなじの毛を剃ってもらいに来たと告げる。

 

昔の思い出と近況を言葉足らずに交わしながら、懐かしい人とのひとときを過ごす。

探り探りの会話になってしまうのは、ただの懐かしさとは別の、ほのかな期待のせいなのか。

とてもリアルでぎこちない、二人きりの時間が流れる店内。

まだ若さのある30過ぎだから生々しくならなくて良いんでしょうねー

 

映画の中で象徴的な、首筋のほくろと、うなじ。

うなじと色気が繋がらない私は「あまりアップで見たくないな」という感想しかないのが残念ですが・・

産毛を剃る描写と、夏の田舎町の床屋、同級生との再会というキーワードと、映像の美しさ、切り取られた行間で十分に、堪能できる世界観。

 

何かを吹っ切るために会いにきたのか。会いにきて正解だったのか。

そういう思い出があるのが幸せなのか、名残惜しくなる思い出なら無い方が振り返らずに済むから幸せなのか。

まだまだ見ていられたのに、あっという間に終わってしまったという感じです。

 

ちなみに映画のお供に、最近追加で購入したサーモスが大活躍。

水滴が付かないって、こんなにも嬉しいものだとは!

 

 

ちょっと味気ないけど、これで快適な夏になるはず。

おやつは、しあわせ届けるくりぃむぱん。

 

明日からもまた暑くなりそうです。

いっぱい飲んで、体に気をつけて過ごしましょう〜

 

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