千鳥ヶ淵の五分咲き桜と、神保町の出会い
美に触れる
千鳥ヶ淵の桜はもう一声というところでした。
人は多いものの、満開待ちなのか、そこまで混雑してなくて良かったです。
その後は九段下から、歩いて神保町へ。
遅めのランチはいつものタレカツ。野菜ヒレカツ丼に、今日は海老も乗せちゃった。
そのそばにある、明治20年創業の総合画材店、文房堂。
ぶんぽうどう、と読むんですね。
外観から漂う老舗感が良い。
そこで出会いがあった。
入り口にあったポストカードスタンドに目が留まり、
手に取ったら、手ぶらでは帰れませんでした。
マツモトヨーコさんという画家の作品です。
どれもこれも好きすぎるけど、厳選してこの2つ。
この文房堂、3階にはギャラリーカフェがあるんですね。
ギャラリーカフェとはその名の通り、アートギャラリーを併設したカフェのこと。
行けば良かった。
普段はまったく頭にない’アート’だけど、たまにちょこっと触れたら、心が浄化されたような気持ちになる。
高校の時に一瞬だけ絵画教室に通わせてもらったことがあります。
江坂の代々木ゼミナール。
美術の道もなくはないと思っていた頃。
デッサンとかイーゼルとかにワクワクしたものです。
ただ、周りの生徒のストイックな感じと、レベルの高さと比べて、明らかに自分には才能がないとすぐに気づき、半年も経たずやめました。
そう、皆さまお気づきの通り、プライドが高いのです。。
マラソンもそうだけど、いきなりハイレベルを目指して勝手に落ち込むんですよね。
地道にやっていけば花咲くこともあるかもしれないのに。
ま、その時点で天才でないのは確実ですけどね。
デカいクロッキーブックと用具を、倉庫のようなところから探し出して、一人学校を後にした時の虚しさ。
そのショックから、美術のことを語るなという無自覚のブレーキがかかってるのかも、
と今思いついた。
でも凡人だって、アートは好きですもんね。
ギャラリーカフェって探せば色々な場所にあるんですね。
ふとした時に訪れるチャンスを逃さないよう、今後「ギャラリーカフェ」というキーワードを忘れず持っておきたい。
新しい扉に出会うと嬉しいですね。
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