かけがえのない夏 海外に出る勇気と送り出す勇気

2022年11月29日学び・思い雑記

かけがえのない夏。

夏。暑かった昔の夏。

蝉の声が響く近所の道を走り帰ってきた時の麦茶の美味しさ。氷の冷たさ。

冷房がきいたリビングで体を冷やし、また友だちの声と共に外へ繰り出す。

運動場を駆け回って擦りむいた膝、友達と手を繋いで公園に向かった夕方の風、かき氷を作ってくれた母。

日焼けした肌。

心から笑った兄弟とのゲームやふざけ合い。20歳が果てしなく遠く大人に思えた幼い頃。

二度と経験することはできない子どもの思い。

 

熱さも冷たさも全てが希望で毎日が探検だった。

生命力が漲る夏と共に力一杯育っていたあの頃。

手を伸ばしても届かない。話しかけられない。戻れない。

 

暑くて眩しかった夏は今はただの暑苦しい夏、でもその日限りの強く、みしみしと音を立てるような日中の日差しは少しの切なさを運んでくる。

みなさま、夏をどうお過ごしでしょうか。

トロントで過ごした夏

私の今年の夏は、トロントです。

実は、学生の頃に、1ヶ月の語学留学で同じようにトロントで夏を過ごしました。

18歳の夏でした。

すべてがはじめて尽くしで、涙と緊張と出会いを通し、成長したと思えた良い経験でした。

 

その後にも、大学在学中に語学留学に来たのが、トロントでした。その時も夏を過ごしました。

その淡くなつかしい思いを辿るために、留学時代によく歩いた場所を巡ってみたけど、記憶の中のあの夏はどこにもなかった。

ただただ暑くだるい散歩になった。

どこへ行ったのだろう、あの夏は。。でも確実にあったはずの日々。

海外に出る勇気と送り出す勇気

一人で世界に飛び込んだ勇気とその経験をさせてくれた親に感謝するとともに、人生を変えるためには、一歩足を踏み出すこと。

出発前日は、逃げたい気持ちと、大きな挑戦をしようと決めてしまった後悔とで、つぶされそうでした。

空港でも泣いた。着いてからも泣いた。

でも、一歩踏み出すことで、世界がガラッと変わることを知った夏だった。

いっぱい泣いた分、いっぱい笑った。

 

もし、何か勇気が出ないとか、遠慮して我慢してたり、そういうことで若い時期を無駄にしようとしていたら、そこは勇気を出して、踏み出してほしい。

かけがえのない経験になるし、成長もする。

うちの父は超過保護で、何もかもすべてやってくれるような親なのですが、留学だけは、半ば強制的に行かされました。

それは、子どもの可能性を広げることと、世界を知って欲しいという、親心だったんだと思います。

それもそれですごい勇気だなと今の歳になると、感じます。

 

そんなことを考えてる、今年の夏です。