「男はつらいよ」フーテンの寅さんの世界に浸れる、昭和レトロな下町、柴又を散策 

2023年2月28日おでかけ東京,観光

柴又駅を降り立つと、既に昭和の空気が漂っている。映画「男はつらいよ」のロケーションとして知られる、京成金町線の柴又駅です。

「男はつらいよ」は山田洋次作・脚本・監督(一部作品除く)の国民的な人気シリーズで、フーテンの寅さんが織りなす古き良き時代風景の日常がいまだにその懐かしさから多くの人に愛され続けています。

男はつらいよ 寅さんの街 葛飾柴又

柴又の街並は、老舗の食事処や団子屋、駄菓子屋さんなど可愛らしい店が軒を連ね、寅さんの世界を再現したかのような帝釈天参道が駅から柴又帝釈天まで続いている。

駅には寅さんと妹のさくら「見送るさくら」像

映画の内容を詳しく知らなくても、「フーテンの寅さん」「いってらっしゃい」そして柴又のこのレトロな風景、それだけで映画の世界に浸れます。

小さい街ですが、観光案内所もあるれっきとした観光地ですね。

柴又ハイカラ横丁

葛飾区はおもちゃ工場が多くあるようです。昭和レトロな雰囲気が漂う店がありました。

こちらの店について、開館に際し、以下のように紹介されています。

柴又帝釈天を訪れる方々に昭和の下町葛飾のおもちゃ文化を伝えたいという発案にメーカーや、子供の頃から柴又の駄菓子屋、玩具店、露店等で買い集めた膨大なコレクションをお持ちの漫画原作家黒沢哲哉氏にご協力を頂き、当館は開館へとこぎ着けました。

訪れた時はコロナ禍の影響で人があまりいなかったのですが、こちらの店だけは常に賑わっている印象でした。

入館料:200円(1歳以上共通)
開館時間:土・日・祝日11:00~18:00

寅さん記念館

また、「男はつらいよ」のファンなら必ず訪れるべきが、寅さん記念館。

その館内には、気の向くままに日本全国を旅するフーテンの寅さんがいつも必ず帰ってくる場所、葛飾柴又の団子屋「くるまや」が再現されています。

また山田洋次監督が映画撮影で使われた道具なども見る事ができるそうです。

館内では資料やジオラマ模型、映像など映画のオンパレードで「男はつらいよ」の世界に浸れます。

開館時間 午前9時~午後5時(なるべく閉館30分前までにお入りください)
休館日 第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)
及び12月第3火・水・木曜  ※年末年始も営業致します
入館料 【山田洋次ミュージアムとの共通券】
一般 500円 児童・生徒 300円 シルバー 400円
団体(一般) 400円 団体(児童・生徒) 200円
※シルバー券(65歳以上)は当館窓口にて発売
※団体券(20人以上)
※障害者手帳等をお持ちの方と介護者(同行者)1名は無料です
当日、窓口のみのお取り扱いとなります。
※当館と山本亭の料金が合わせて50円引きになるお得な[セット券]を発売中!
【寅さん記念館&山本亭セット料金】
一般:600円→550円  シルバー:500円→450円  団体(一般):500円→450円
前売入館券 お得な前売入館券を発売中! お求めは京成線主要駅へ
前売 一般 450円 児童・生徒 270円

 

亀家本舗

柴又帝釈天に続く参道には土産屋などが並んでいるので、ちょっと団子を食べて休憩ということもできます。

歩くとあっという間の柴又の街ですが、ゆっくりとお店を見たり休みながら時間をかけて楽しんでもらいたいです。

材料や味にこだわりを持つおだんごを提供しているのが、亀家本舗。今日はこちらでちょっと腰をかけさせていただきました。

ごま団子とみたらし団子、素朴な甘さがとても嬉しくなるお味です。

ごちそうさまでした。

〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-7-9

電話番号 03-3657-6670
営業時間 9:00〜17:00
定休日 月曜日
※予約などの状況により変更になる場合がございます。

寅さんの世界がいっぱい詰まった柴又、でも映画を知らなくても十分に楽しめるレトロな下町がある柴又は、ふらっと行って異世界を感じられる楽しい街でした。

写真で見る柴又