義務化された相続登記 自分でやると難しい?【法務局提出手続き】
法定相続登記
先日相続登記の手続きを終えましたが、来年にはもう内容忘れてるだろうなー
と思うので、書いておこうと思います。
亡くなった方の不動産の相続登記は、令和6年4月1日から義務化されました。期限は3年以内、もし違反するとペナルティ対象となるようです。
人によっては専門家(司法書士)に頼むこともあるみたいですが、お金もかかるし自分で(親の代わりに)やることにしました。
はじめ聞いてたのは、「自分でやると結構大変かも」ということでした。
ネットやYoutubeでちらっと検索すると、たしかに小難しい印象。
面倒だなーと思いつつ法務局のサイトに載ってる手順を読むと・・
今回の場合は法定相続、つまり法律で定められた割合で相続をするケースなので、特段大変なことはないと判明。
というよりむしろ第一印象「簡単そう」。
ただ、平日に時間がとれないと全て郵送のやりとりになるのでそれはそれで面倒かもしれないですね。
申請書はダウンロードして使えますが、説明書も一緒にもらえるかなと思い、近くの法務局に行きました。
思ったとおり説明書ももらえたし、ちょうど相談窓口が空いてたので書き方などの説明も受けられました。
全部集めたらまた予約をとって相談に来るように、と。
提出先は不動産管轄の法務局ですが、相談だけなら別の管轄でも大丈夫とのこと。
実際提出前に相談に行きましたが、丁寧に書類を確認してくれるし、コピー忘れの紙はコピー取ってくれるし、逆にこんな助けてくれるんだーと驚きがありましたよ。
必要書類
必要書類と補足は以下の通り。
・被相続人の戸籍証明書と相続人の戸籍謄本・・
委任状(相続人が書いたもの)は必要ですが、直系なので本籍以外の市役所でも取得可能でした。
ただ、申請時に本籍の住所を求められたのですがわからず、本人に電話したりとバタバタしました。
出生から死亡まで、コンピューター化する前のものから全部取り寄せるため長くかかり、1時間15分待ちました。
・被相続人の除票と相続人の住民票・・
住民票は住んでいる市以外の市役所では取れないらしく、郵送での取り寄せを勧められました。
私は行ける距離なので直接行きました。
除票は時間がかかるらしく、1時間待ち。
・固定資産税の課税証明書・・
わざわざ市役所に「固定資産評価証明書」を取りに行ったのですが、毎年4、5月ごろに市町村から送られてくる固定資産税明細書があればそれで事足りるとのことでした。
・登記事項証明書(登記簿謄本)・・
管轄外の法務局でも取得できました。委任状も必要なし。
・登記申請書と相続関係説明図・・
相続関係説明図を書いて提出すれば、調査が完了した後に戸籍証明書の原本を返してくれます。
コピーは取る必要なし。
住民票・除票の原本も一緒に返して欲しければ、そちらはコピーを取って添付。
・返信用封筒(A4)と本人限定郵便用の切手・・
完了書や証明書原本を家に送付してもらう場合に必要。
切手代は計ってもらったら1020円でした。法務局内の収入印紙窓口で購入。
・登録免許税・・
原則として課税価格に税率(相続による変更は1,000分の4)を乗じて計算。
金額分の収入印紙を現金で購入し、指定された場所に貼ります。
・認印
で、提出したら以上です。
お盆を挟むからなのか、今回指定された完了予定日は4週間後。
無事完了書が家に届けば完了です!
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